-
滅びゆく天空の都市 チビタバニョレッジョイタリアでは、la città che muore 「滅びゆく街」「死にゆく街」という異名を持っています。その所以は、過去この街は大地震に見舞われ、街の一部が崩れ去ったといいます。そして今も、雨風により台地の侵食が進んでおり、いつか街が崩れ落ちる、そんな意味合いを持っています。橋も、過去の地震で崩れ落ちているので、現在の橋は数代目、の架け橋、です。日本では、天空の城ラピュタのモデルとなった、という噂でも有名ですね。最近では、綾瀬はるかさん主演の映画「ホタルノヒカリ」 のロケ地としても日本では話題になりました。その歴史は古く、2500年以上も前にエトルリア人によって築かれた街です。外側からの外見こそ、まるで要塞のような雰囲気さえありますが、一方で街の中は、古い中世の町並みが残された、とてもかわいらしい街です。街には、お土産屋さんや、かわいいカフェもあるので、ゆったりと過ごすことができますし、あちこちに人懐こい猫ちゃんも。夏にはこの中世の町並みに、光が差し、観光客も増えて、にぎやかになります。冬の時期には、物憂げな滅びゆく街の景観も楽しめます。寒い早朝に訪れ、霧のかかる景色を狙って写真を撮る!なんていうのも素敵かもしれません。まるで、「日本のマチュピチュ 竹田城」みたいな写真が撮れるかも?みゅうでは、ローマからのプライベートツアーをご用意しています。
滅びゆく天空の都市 チビタバニョレッジョ
2015-02-24
最新記事