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    バールで朝食


    2013-02-08

  • イタリアでは街のいたるところに

    BAR(バール)と言われるところがあります。

    今日はそのBAR(バール)での朝食についてお話しようと思います。

    朝、200メートル歩いてみました。

    そしてその200メートル歩いて見つけたBAR(バール)を

    写真におさめてみました。

    BARの名前がMAX BAR 、その下にはLORY CAFFEとあります。

    コーヒーの会社名で、このBARのスポンサーとなります。

    BARの名前が BAR METRO (地下鉄の近くだからMETROという名なのですね)

    そしてUNIVERSAL CAFFE がコーヒーの会社名。

    こちらは光りでよく見えませんが、お店の名前は

    CAFFETTERIAだと思います。その隣に

    コーヒー会社名 SANTOS という字が見えますね。

    200メートル歩いただけなのに、他にも4.5軒バールがありました。

    イタリアでは朝ご飯を家で食べる人も居ますが

    BARで朝食を取る人も多いようです。

    ある日曜日の朝、テーブル席にてカプチーノと甘いパンを食べました。

    通常、朝は混んでいますからバールの店員さん=

    バリスタさんと目が合うのを静かに待ってから注文するのが

    一般的なマナーかと思います。

    注文する前後には挨拶をするとより感じが良いとされます。

    ******************************************

    ブオンジョールノ、あるいはブオナセーラと挨拶し、

    カプチーノ、ペルファヴォーレなど

    ペルファヴォーレを付けてオーダーし、グラッツィエ、ですね。

    立ち去る時も、ブオンジョールノ、又はブオナセーラと言います。

    *******************************************

    テーブル席と立って食べるのでは通常、料金は異なります。

    中心街から少し離れると、料金は変わらないところもあります。

    また、コーヒーカップには

    そのBARのスポンサーのコーヒー会社名が付いています。

    日本で有名なのは ILLY や LAVAZZA などでしょうか。

    個人的に SANTOS は好きなコーヒーのひとつです。。

    朝から甘いパンっていうのは慣れないかもしれませんが、

    旅行でイタリアを訪れる方にとっては貴重な時間ですので、

    イタリア風に朝食を取られるのもまたよい思い出になるかと思います。

    さて、どんな甘いパンがあるのか写真でご説明しましょう。

    こちらは MARITOZZI (マリトッツィ) と言われる甘いパンです。

    この甘いパンが置いてあるBARはそんなに多くはありません。

    名前の由来は複数ありますが、その中のひとつには

    MARITO(マリート=主人) が奥さんに作ってあげたことから、

    この名前が付けられたとも言われています。

    休日の朝、彼が彼女へ手土産としてBARから持ち帰り

    一緒に朝食を取ったりもします。

    中には生クリームが沢山入っていて、なんとも言えず美味しいのです。

    これとカプチーノを食べた朝は最高の気分になること間違いなしです。

    さて、今朝の朝食をアップしてみました。

    コーヒー会社はMIANIだったかな。こちらも好きなコーヒーのひとつです。

    写真に見えているのは、通常のカプチーノではありません。

    CAPPUCCINO D'ORZO

    (カプチーノ ディ オルゾ=略してカプチーノ ドルゾ と言います)

    麦コーヒーを利用したカプチーノです。

    味は人によって好き嫌いもあるようですが、

    麦をお好きな方は是非試してみてください、

    麦の香ばしい香りが何とも言えません。

    また、写真の甘いパンは私の好きなパンのひとつ、

    CORNETTO INTEGRALE CON MIELE

    (コルネット インテグラーレ コン ミエーレ) です。

    おそらく小麦粉全粒粉のパン、そして

    ミエーレというのは蜂蜜のことです。

    イタリアの蜂蜜は味が濃くて美味しいんです。

    注意: ローマではCORNETTO と言いますが、     

        イタリア北部では BRIOCHE (ブリオッシュ) と言います。

        この点は少し気にしておかれたほうが良いと思います。

    カプチーノの由来ですが、

    キリスト教一派で「カプチン修道士会」という宗派があります。

    ローマではヴェネト通りにある骸骨寺もその宗派で、

    カプチン派の修道士の服装は頭巾付の茶色のコート、

    それに白い紐のようなベルトを付けているところから、

    カプチンという名詞の最も小さい意味のカプチーノという

    言葉をこの飲み物の名前としたと言われています。

    BARでの飲み物は紅茶もありますし、

    カフェ エスプレッソもあります。

    カフェ エスプレッソに少しのミルクを入れた、

    カッフェ マッキアートもあります。

    多くのイタリア人は取り合えず朝食に

    カプチーノとコルネットを食べて、そして休憩に

    エスプレッソコーヒーを飲みに行くこと多いようですが、

    朝からエスプレッソだけで済ませてしまう人も少なくありません。

    BAR(バール)によっては、こんな物を見かけることもあります。

    これは一体何でしょうか?

    写真中央は砂糖です、笑。

    写真の右側は、生クリームです。

    エスプレッソコーヒーなど小さい器での飲み物にちょこっと入れて飲みます。

    写真左下はミルクです。エスプレッソなど小さい器での飲み物で

    少しミルクが欲しいな~なんていう時に、ここからミルクを加えたりします。

    写真左上は少しのエスプレッソコーヒーと砂糖を混ぜたものです。

    ドロドロしていますので、使用前のスプーンを利用して

    コーヒーの中へ入れてください。

    カプチーノに入れても良いですし、エスプレッソでも良いし。

    コーヒーの中に入れて、しばらくグルグルとかき回してから飲んでください。

    よりクリーミーな味になることは間違いありません。

    さて、更に甘いパンをご紹介しましょう。

    中央に見えているのは先ほどご案内した、蜂蜜入りの甘いパンです。

    左に見えているのは CORNETTO SEMPLICE (コルネット センプリチェ)

    シンプルな甘いパンです。

    右に見えているのはミルフィーユのような生地のパンでしょうか。。

    ごめんなさい、ちょっとわかりません。

    おそらくシンプルな甘いパンで形が少し変わったものなのだと思います。

    こちらは CORNETTO CON LA CREMA (コルネット コン ラ クレーマ)

    クリーム入りのパンです。

    写真左は、CORNETTO CON LA MARMELLATA

    (コルネット コン ラ マルメッラータ) ジャム入りのパン。

    写真中央は、CORNETTO CON LA CIOCCOLATA BIANCA

    (コルネット コン ラ チョッコラータ ビアンカ)

    ホワイトチョコレート入りのパン。

    写真右は、CORNETTO CON LA CIOCCOLATA

    (コルネット コン ラ チョッコラータ)

    チョコレート入りのパンです。

    欲しいパンを指で示しながらオーダーしても良いと思います。

     

    慣れない国での注文には少しの勇気が必要ですが、

    イタリアで朝食を取ってみたいと思っていらっしゃる方のために、

    少しでもお役に立てれば幸いです。

     

    本日もみゅうブログサイトへお越しいただきありがとうございました。

     


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