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    ヴァチカンの未公開だった庭園!


    2014-07-31

  • 今まではローマ教皇様が生活されている所などは、あまり公開されていませんでした。がっ!今のローマ教皇様は、今までの教皇様と少し違うようです。。
    今まで未公開だった教皇様の「夏の避暑地」である、カステルガンドルフォにある庭園がこの度一般の方々にも公開されることになりました。

     

    ヴァチカン博物館の隣にある庭園を見学した時も、
    さすがの手入れの行き届きに驚かされましたが、、、
    こちらはそれどころか!その広大さに驚かされました。

    個人的に言わせていただくと、、、こんなに広くて素晴らしい庭園は、生まれて初めて見ました!

    その広さ、55ヘクタール!カステルガンドルフォから隣の町アルバーノまで続きます!庭園の端から端までは、だいたい10kmもあるんだそうです。
    あまりにも広いので、一番奥まで観光されたい方はオープンのエコバスが年内には稼動しだします。

    バスでは途中で止まって案内をしながら進みますが、バスから降りて写真を撮ったり、触ったりする事が出来ません。
    でも一番奥には・・・ヴァチカン牧場があります。この牧場では、牛・鶏・ロバ・ダチョウなどが飼われており、牛乳やヨーグルト、オリーブオイルを販売するそうです。(エコバスの稼動に合わせて、こちらもオープンするそうです。)

    久々見ました!こんなに元気に走り回っている大量の鶏!!
    この卵・・プリップリで目玉焼にしたら美味しいんだろうな。。

     

    生まれて4日目の子牛。。。
    結構、子牛っておっきいんですね。つぶらな瞳が可愛い。。

    すでに牛乳やヨーグルトはヴァチカン市国内で購入する事ができますが、

    「ローマ教皇様オリジナルブランド」の商品ですよ!滅多にお目にかかれません。。

    早速、ローマ教皇様オリジナルブランドのヨーグルト、頂きました!

    気のせいかもしれないけれど、、、美味しい。優しいお味でした。。

    ゆっくりお写真を撮りながら観光したい方は、徒歩観光も可能です。
    90分なので、途中の庭園までで、ヴァチカン牧場まではたどり着けません。
    車では入っていけない庭園の中央まで歩いて、写真を撮ったりできます。


    この広さと手入れが行き届いている所、しかも昔からそこに植わっていた
    樹木を利用した庭園だけでなく、同時に古代遺跡を見る事もでき、

    今まで見学した庭園とは比べ物にならないものでした。

    こちらは樹齢500年の樫の木。

     

    こちらは馬が小屋から上にある道に行くために通っていた坂らしいのですが、

    左上に生えている樹木の根が遺跡の間をグングンぬって生えちゃってます。

    生命力の強さを感じ・・・パチリ!

    ミニ劇場跡もあります。

    昔作られたレンガには、製造元の印を付けることになっていたそうですが、

    それも確認することが出来ます。

     

    教皇様は雨が降っている日は、ここをお散歩で通られたりするそうですが、
    戦時中、この近くに住む住人の為の防空壕として利用されたそうです。

    その時の落書きが残っています。
    年号を見ると・・・1938年とか1943年とか古い年号が。。

    庭園内に、ローマ時代の街道の跡も残されています。

    こちらご覧ください!
    普通の植木鉢かと思いきや・・・ヴァチカン市国の紋章が!!

    しかも遠くにはローマ南部の街並みと、その向こうに広がるキラキラ輝く海を見ることが出来、小鳥がさえずり・・こんな所でゆっくり夏を過ごされる教皇様を羨ましく思ってしまうのは、私だけではないはず。。

    庭園内には、薔薇やラベンダー、ジネストラなど色んなお花が咲き乱れていました。。。

     


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