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イタリアを旅行される際に、「エトルリア人」とか「エトルリア文化」と言う言葉を聞かれると思います。
では、その「エトルリア人」とは何者で、どの時期の人達なんでしょうか?
そして彼らはどんな文化を作り上げてきたのでしょうか?
はい。お答えします。
エトルリア人は、ローマがまだ小さな単なる都市国家だった紀元前8世紀~紀元前3世紀にかけて高度な文化を築きあげてきました。
しかも彼らは裕福さで知られ、宴会と音楽を好み、贅沢を愛する民族で有名です。
この「エトルリア文化」を知ることが出来、2004年にユネスコの世界文化遺産に登録された町が「タルクィニア」です。
ローマからだと車で約2時間、
クルーズ船が到着するチビタベッキア港からだと20km、30分の所です。
町は海岸から割りと近い小高い丘の上にあり、中世の面影を残した静かで、
常にそよ風が吹く小さな町です。
町中にある「国立タルクィニア博物館」には、石棺や壷・フレスコ画など、エトルリア関係としては質・量ともにイタリアでも屈指の博物館です。
町の東2kmの所には、ネクロポリ(死者の町)があります。
背丈の低い草原に、ポツンポツンとお墓が点在しています。
それぞれのお墓は、階段で下に降りていくようになっており、電気を付けると、
お墓の中のフレスコ画が見られます。
フレスコ画は、お墓に埋葬される人が亡くなる前に、どんな絵を描いて欲しいか注文したのだそうです。
観光の後は、とっても素敵なアグリツーリズモでランチは如何でしょう?
こちらのアグリツーリズモ、プールやマッサージの施設もあって、とっても素敵!しかもこちらで用意するお食事は、パンもパスタも・・・・すべて手作りです。
お野菜とお肉がメインのお食事で、お野菜も、ほとんどがこのアグリツーリズモで栽培されています。手打ちのパスタを、ランチに・・・エトルリア文化を想像してみては如何でしょう?
エトルリア文化に浸りながら・・・
2014-07-24
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