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    フランス領内のメディチ家?


    2014-07-17

  • 皆さん、フィレンツェにあるいくつかのメディチ家の別邸・庭園が
    ユネスコ世界遺産に登録されたのはご存知ですよね?


    ところが!メディチ家の別邸にも関わらず、まだ世界遺産に登録されていない
    (貴重な)別邸があるのです。
    なぜなら・・・イタリアの中のフランス領内にあるから。。。(気の毒・・)


    そんなメディチ家別邸は何処にあるかと申しますと・・・観光客がウロウロしている
    スペイン広場の上にあります。
    もしかしたら、この門構えご覧になった方も多いかもしれません。
    そうですよね、街のど真ん中ですもの!

    こちらは今はフランスのアカデミア学園になっていますが、
    この度一般にも公開されることになりました。

    それはそれは昔、ナポレオンが、この街中にある
    この邸宅と庭園を手放したくなくて、
    当時コルソ通りにあったアカデミア学園の所在をこちらに移したのだそうです。

     

    観光は午前と午後に数回あるガイディングツアーに参加します。
    私は午後のイタリア語のガイディングツアーに参加してきました。

    先ずは邸宅の観光。

    入り口(切符売り場があるスペースの少し上)にはルイ14世の彫刻が。
    おフランスです。。

    邸宅の中は(他のメディチ家の別邸もそうですが)写真撮影は禁止です。
    建物は小さめですが、天井は高く、星座を意味するフレスコ画などが描かれています。

    次は庭園。この街のど真ん中に8ヘクタールの庭園ですよ!
    まさにホテルハスラーからボルゲーゼ公園、

    スペイン広場の上の通りからフラミニオ広場から
    続くローマ城壁まで・・・ぜ~んぶメディチ家の庭園です。
    ・・・と言う事は、眺めだっていいはず。。

     

    ほら!サンピエトロ寺院のクーポラも見えれば、ヴェネチア広場の祈念堂も見えてます。

    庭園内はレモン・ラベンダー・葡萄の木などが植わっていて、ショッピングで有名なコンドッティ
    通りのすぐ近くだなんて想像も付きません。別世界の静けさです。。
    しかも風が良い具合に通り抜けて・・心地よい。。

    当然アカデミア学園なので、彫刻のコピーや色とりどりのフレスコ画も鑑賞することが出来ます。
    ショッピング前に、まさかのこんな広い庭園とこのパノラマ、ご覧頂いては如何でしょうか?

     


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