絵画の中にいるような、時が止まった村 フラヴィニー・シュル・オズラン みゅうパリ ブログ記事ページ

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    絵画の中にいるような、時が止まった村 フラヴィニー・シュル・オズラン


    2017-09-05

  • 村の外れにポツンと置かれたベンチ。まるで絵画のワンシーンのような美しさです。

    この大空を眺めるため?と思ったら、なんと東向き。ここからの日の出はどのような表情をみせるのでしょうか?

    ディジョンから車で一時間強。フラヴィニー・シュル・オズランは、広々とした野原に突如現れる村。2000年に上映の映画『ショコラ』で一躍有名になりましたが、車がないと行きづらい場所ということもあってか、村までの道中、すれ違う車の数は数えるほど。

    『フランスの最も美しい村』にも登録されています。

    この村は、アニスキャンディーの村としても知られています。この缶、フランスに来た事のある方ならば、スーパーなどで見かけたことがあるのではないでしょうか?個人的にはアニスの香りがちょっとニガてなのですが、ローズ味が意外にもおいしくって気に入りました♪村の入り口にはこのアニスキャンディーの工場があり、中庭にあるカフェでひと休みしていると、アニスの香りにつつまれて、なんとも落ち着くのです。ブティックもあり、みたことのないフレーバーのキャンディーも試食ができるので、ちょっとしたお土産を選ぶにはぴったりです。

    村は時が止まったような静けさ。時折、猫ちゃんや上品な村人とすれ違います。村の方々とすれ違う際、『ボンジュール』と声をかけると、みんな素敵な笑顔でかえしてくれるのが印象的でした。

    もう、ここは映画『ショコラ』の世界です。あの映画を見た時、チョコレートを薬として使用したり、唐辛子の粉をまぜたり、チョコレートの奥深さを知りました。

    夏は夜7時でもこの明るさ。教会の鐘がなったので、のんりび村を後にしました。

    Flavigny sur Ozerain

    TERのAlesia駅より、車にて移動。バスもあるようですが、非常に本数が限られ、公共交通手段でのアクセスは難易度の非常に高い場所ゆえに、時が止まったような、村の雰囲気が保たれているのかもしれません。(鮎)


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