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    園芸愛好家の憧れの庭☆シシングハースト城ガーデン


    2014-04-09

  • 今回は、期間限定で訪れる、みゅうの英国庭園ツアー「シシングハースト城ガーデン」を紹介します☆

     

    ロンドンから南東に約80km、英国でも風光明媚な地方として名高いケント州に「シシングハースト城ガーデン」はあります。

    シシングハーストの歴史は古く中世の時代まで遡ります。農園であったこの土地にマナーハウスが建てられ、時の王エドワード1世やあのエリザベス1世も滞在したと言われます。17世紀後半には捕虜収容所として使用されたり、地元の労働者の住居が敷地内に作られることになります。

     

    シシングハーストのシンボルタワー

     

    この屋上から庭園全体が見渡せます。

     

    この土地が劇的な変化を遂げるのが1930年代です。詩人のヴィタ・サックビル・ウエストと外交官であった夫のハロルド・ニコルソンがシシングハーストを訪れ住み始めたのが1932年、ここからヴィタとハロルドの情熱溢れる庭園造りが始まります。

     

     

    この先にはどんな小庭園があるのか・・・ 

     

    「訪れる人々が楽しめる」ことを意識して設計されたこの庭園は、庭園内をルームによって区切り、色やテーマを決めそれぞれの特徴を打ち出していきました。ルームを仕切るのが、赤レンガの壁や緑の垣根、そして扉や通路がルームを繋げます。絶妙な色のバランスと扉をアクセントとしたレイアウトが訪問者を楽しませます。

     

     赤レンガと緑の垣根と白い花

     

    テーマカラーを白とする小庭園の流行を生み出した「ホワイト・ガーデン」、カラースキーム(色彩計画)を採用した見ごたえのある「コテージ・ガーデン」、その他ハーブ・ガーデン、ローズ・ガーデンなど美しい花園の数々がここでお楽しみ頂けます。

     

    ガーデンの外側から見るシンボルタワー

     

    シシングハーストは「Working Farm」でもあり、実際に動物が飼育されています。

     

    1938年の一般公開後、瞬く間にこの名園の名は英国全土、ヨーロッパそしてアメリカに広まり、園芸愛好家の憧れの庭園と言われるようになりました。そんなシシングハースト城ガーデンを庭園観光のベストシーズンに訪れます。

     

    ツアーの詳細はこちらから↓↓↓

     ロンドン発
    名園シシングハースト城ガーデン、中世の街並ライと海辺のヘイスティングス

     

    (DoI)


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