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ロンドンにしては、かすかに蒸し暑さを感じるけだるい真夏の夜、
世界中の人々がピンク色に輝くドレスを身にまとった彼女の姿に注目した。
彼女の名前はエリザベス。
007のコードネームで知られジェームス ボンドにエスコートされたエリザベスは、
二人そろってその夜の任務遂行に出かける前に、ジョームスにそう耳打ちをした、、、、、、かもしれない。
そう、これは、昨年のロンドンオリンピック開会式での一コマ。
ジェームスボンドにエスコートされたエリザベス女王は、バッキンガム宮殿からパラシュートで「ボンドガール☆」として開会式場に登場!
これはみなさんの記憶に新しいことと思います。
そして、そのボンドガール、エリザベスが耳打ちしたかも?しれないワイン、それが、
Nyetimber(ナイティンバー)。
エリザベス女王の即位60周年記念の晩餐会にもふるまわれた、この正真正銘のイングランド産スパークリングワインは、
近年、数々の世界スパークリングワインコンテストで、フランス産シャンパンを圧倒し多くの賞を受賞しています。
フランス北部のシャンパーニュ地方で生産されるシャンパンと同じ手の込んだ伝統的製法で製造され、使うブドウ品種も同じ、
また優良年のみの収穫というこちらのスパークリングワイン、
近年の地球温暖化のため、南イングランドに位置するこの地ではワイン生産に適切なブドウが生産されるようになりました。
そしてワイン生産にもう一つ大事な要素である「土壌」。
これもまたシャンパーニュ地方と同様の石灰質土壌、コッツウォルズのはちみつ色の家々でおなじみですね。
エリザベス女王が愛するこちらのスパークリングワインが、
みゅうロンドン「特選ストーンヘンジ、バース、カッスルクーム一日観光」のツアーの最後にでアフタヌーンティーを召上っていただく
The Manor Houseホテル内にも置かれておりました。
The Manor Houseといえば、その昔、コッツウォルズの羊毛産業で富を得た貴族が建てたお屋敷がホテルとなったもの。
その庭園、ホテル内、そしてサービス、そのすべてが古き良きイギリスを表現しているといっても過言ではないこのホテルに鎮座する
Nyetimber、その存在感に納得。
最近では、日本国内でも販売が始まったようですが、
イギリスにいらっしゃる間、現地のスーパーで調達した各種イングランド産チーズをいただきながら、
女王自慢のイングランド産スパークリングワインを飲む、というのもなかなかおしゃれな過ごし方かも。
実は和食にもあうそうです。
(Ricecake-lover)
「ジェームス、私を落としたいなら、このワインを。」
2013-11-13
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