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偏食、非グルメで有名なイギリス人。
しかし、というか、だから、というか、ここ10年ほどは、「いかに健康な食生活を送るか。」というテーマでテレビの番組やニュースがない日はないほど、健康チックな食品が、とくに都会に住む若い世代に注目を浴びています。
そこで、ファーストフード店 LEON
ここの創始者、子供のころは1学期に一回のの◯クドナルドでの「ごほうび」が楽しみでした、、、が、おとなになって気がついたのは、ファーストフードを食べると眠くなる、そして寝ると太る、という悲しい現実。
そこで、おいしくて健康的で気軽に食べられるファーストフードはないものか??と始めたのが、このヘルシーファーストフード店として、ロンドン市内のあちこちで見かけるようになったこのフードチェーンです。
みゅうロンドンから50メートルほどのところにも先週オープン!
スタッフ、すごいノリ。まるでなにかをオーダーしたら、『はいよろこんで!」と返事をする日本の某居酒屋チェーンみたい。
オープン早々、かなり元気よく「HELLO! HOW ARE YOU?」と両手を広げて言われ、偵察に出かけたみゅうロンドンスタッフも、ちょっとひるんで後退り。とてもフレンドリーなスタッフたちです ♬
オープン1週間で、最近はかなり混み始めている様子。
さて、注目すべき料理方法ですが、創始者二人のルーツが地中海方面であるということもあり、世界一健康的と言われる地中海ダイエットと呼ばれる料理法をベースに、旬のものを提供するため、季節によってメニューが変わるとのこと。
その他、フルーツ、野菜、精製していない穀物、バターではなくてオリーブオイル、味付けは塩ではなくてスパイス、赤みのお肉は少なめ、といった材料を仕様。
それ以外にも、こんなメニューには表示がされています。
GI...GIインデックス、つまり血糖値指数が少ないものを使ったもの。(つまり、血糖値が上がりにくい)
DF...乳製品不使用(Daily Free. おとなになると乳製品に使われる消化酵素が減るので、大量の乳製品を取ると消化不良を起こしやすい。)
WF…小麦粉不使用(Wheat Free。おなじく消化不良を起こしやすい食品)
GF…グルテン不使用(Gulten Free.グルテン性腸症の患者が増えているので)
V...ベジタリアン
Ve...一切の動物性タンパク質をもとらないベジタリアン、ヴィーガン用。
などなど。
スーパーなどでこれらの表示を見ることはよくありますが、レストランで、というよりファーストフード店でここまで徹底しているところは、おそらくここのみでしょう。
もちろん、NUTSといったナッツ入り、カロリー表示も詳細。
今回、みゅうスタッフが購入したのは、チキン&チョリソーサラダ、
モロッコ風ミートボール。
いずれも玄米入り、サラダもかなりあっさり、塩気もたりない、、、と思う人もいるかもしれません。
うーん、正直言って、個人的に、ここのお薦めはフルイングリッシュブレックファストが1つのカップに入った、トーストが付いた朝食、アーモンドミルクで作ったシェイク、マフィン系でしょうか。
でも、健康的な気がする自分に酔ってしまう~❤ のが好きなお方、一度はためしてみて!
そうそう、ちなみにこのランチが入った箱はプラスチックではなく紙製、それから、お持ち帰り用の袋もプラスチック袋ではなく紙袋という徹底ぶり。
紙袋がちょっとかわいい♪
あれだけアルコールを飲んだりチョコレートを食べ倒したりしているくせに、こういうチェーンができるところがイギリスのおもしろいところ、といえるかも。
まだまだ、不思議食探索の旅は続く。。。
(Rice cake-Lover)
ほんとうはヘルシーな?イギリス食
2014-11-14
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