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    アイルランド人の心の故郷 タラの丘


    2014-08-22

  • 晴れた日には最高の眺望を誇るタラの丘

     

     

    タラの丘は、古代ケルト時代のアイルランドの首都であった場所。首都といっても、現代における行政上の首都というよりも、儀式の上での当時の中心地と考えられています。

    年に一度、島内に連立する小王国の王たちがここに集まり会を開き、王の中の王、すなわち象徴的なアイルランド王を選出する儀式を執り行っていました。

    当時の建物は何も残っておらず、今ここは見渡す限りの草原。この真ん中に立って、静かに目を閉じれば、太古の王の演説が聞こえてくるかもしれません。

     

     

    映画『風と共に去りぬ』で主人公のスカーレット・オハラの住む「タラ」の名はこの丘に由来し、ダニエル・オコンネルがアイルランドの自治を訴える演説を開いたのがタラの丘です。

    アイルランド人にとってここは特別な場所。

    移民として世界各地に渡って行ったアイルランド人には「タラ」は望郷の念に駆られる響きがあります。

    アイルランドのガイドさんが撮影してくれた春夏秋冬の「タラの丘」からの眺望です。

     

    春:雨上がりのタラの丘から

     

     

    夏:青空の下のタラの丘から

     

     

    秋:晩秋の落ち葉とタラの丘

     

     

    冬:幻想的な空間を作り出す雪のタラの丘

     

     

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    (DoI)


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