パリ郊外サン=ジェルマン=アン=レーで最高のショコラティエ訪問♪  ブログ記事ページ

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    パリ郊外サン=ジェルマン=アン=レーで最高のショコラティエ訪問♪


    2016-07-30

  • 先日、パリ郊外の街、サン=ジェルマン=アン=レー(Saint-Germain-en-Laye)に行って来ました。パリから西に20km程の街です。電車RERのA線でパリ中心地からも30分ぐらいで到着。パリ郊外の高級住宅地として知られています。

     

    ここに、日本のデパート等でヴァレンタインシーズンに開催される「サロン・ド・ショコラ」にも9年連続出店している人気ショコラティエがあるんです。それが、

     

    パスカル・ル・ガック(Pascal Le Gac)です。

     

    2009年から2013年にはパリ・サロンデュショコラにおいて、最高評価である5タブレットを5年連続で受賞。 2014年度は最高位の金のタブレットを受賞するとともに、「フランスで欠かすことの出来ないショコラティエ」にも選ばれるなど、フランスで最も注目されているショコラティエです。

     

    なんと、ショコラティエ、パスカルさん自らがアトリエを案内してくださいました♪

    笑顔キラーン☆ パスカル・ル・ガックさんです。

     

    日本や世界中に輸出しているチョコは、全て、このサン=ジェルマン=アン=レーのアトリエで作られているんですって!アトリエは階によって作るものが決まっているそうです。

     

    マカロンや小さいお菓子の階、これは、マカロンの外側部分。焼き上がって冷ましているところ。

     

     

    チョコレートの階は、大きな大理石の作業台一面に、ガナッシュチョコレートが固められています。今すぐスプーンですくってしまいた衝動を抑えつつ見学。

     

     

    奥では、一粒づつにカットされたチョコをコーティングし、手作業で、最後の仕上げ。一粒一粒、大事に作られています。この中のいくつが日本へ行くのかな・・・。

     

    パッションフルーツとジンジャーのガナッシュ、スパイスのガナッシュ、フランボワーズやライムのガナッシュなどなど、チョコレートの試食をいただきました♪

     

    パスカルさんは、料理学校を首席で卒業し、日本にも店舗のある「メゾン・ド・ショコラ(Maison du Chocolat)」で研鑽を積み、クリエイティヴ・ディレクターにまで上り詰めた後、退職し、自身のお店をこの地に開いたそうです。

    フルーツやバジルなどのハーブ、香辛料などを使ったチョコレートをいろいろ味見させていただきましたが、パスカルさんが何度も繰り返していた、「私の役割はこれらの素材を損なうことなく利用し、やりすぎることなく風味を引き出すことです。」という言葉その通りに、どれも決してやり過ぎ感のない、ギリギリのところで均衡を保っているのが分かる、とても上品な仕上がりでした。このバランスに落ち着くまで、試行錯誤の繰り返しだ、と笑うパスカルさんが眩しかったです☆ブラボー!

     

    カカオ100%のチョコレートも見せてもらいました。これも味見させてもらいましたが、砂糖ゼロなので、ビター以外の何物でもなかったです。

     

    最終的に商品になったものが、お店のショーケースに美しく並んでいます。

     

     

     

    パスカル・ル・ガック
    http://www.legac-chocolatier.jp (日本語ホームページ) 

    Pascal Le Gac Chocolatier
    61 Rue de Pologne, 78100 Saint-Germain-en-Laye
    月曜定休 火〜土 10-19、日10-13

     

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    (桃)

     


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