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サンティアゴ・デ・コンポステーラから出発して、まずはガリシア地方の小さな漁村を目指します。 最初に訪れたのは、アロウサ湾に面した小さな港町『カンバードス』。貴族の屋敷など歴史的建造物が残る旧市街を散策してカフェテリアでコーヒーブレイク。ここでとれる「アルバリーニョ」の葡萄で作った白ワインの名がついたパラドールもあります。
次に訪れたのは、 夏には有名人が集まるリゾート地『ア・トーシャ』の島。ホタテ貝で飾られた教会。このホタテ貝にカップルの名前を書くと、幸せになれるんですって!近づくと名前が一杯書いてありました。
土地の名前と一緒のボディーソープは古くからスペインで使われています。スパの一角にミュージアムがありソープ類が陳列してあります。
日本語の「リアス式海岸」は、スペイン語の「入り江=リアス」からきています。知ってましたか? この辺りの海岸は入り江が深く、魚介類が豊富にとれます。次はムール貝を食べに行こうと思い、質の良いムール貝の養殖で評判の『オ・グローベ』の港へ。この港から遊覧船に乗車します。(約1時間)
遊覧船はアロウサの入り江を周り、ウジャ川の河口まで行きます。船内では、待ってました!この辺りでとれたムール貝とアルバリーニョの白ワインがサービスされます。 新鮮!!
オ・グローベを後にして次の村へ。途中の展望台からの景色です。 海岸沿いのドライブが続きます。
『コンバーロ』という小さな漁村へ到着。岩盤の上に作られたこの村には、「オレオ」と呼ばれるガリシア地方特有の穀物倉庫がいくつもあります。石作りだけど、床は湿気を避けるため木製にしてあるのが特徴。
うーん、高床式倉庫?赤いバージョンもあります。海の色とのコントラストはいいね。
小さい村なので散策してかわいい街並みを写真撮影。個人宅の玄関がとても小さい事にびっくり!昔のガリシアの人は小さかったんだね。
お次は今日のランチの場所『ポンテべドラ』。9世紀に発祥したサンティアゴ巡礼の、ポルトガル・ルート上では重要な町。旧市街には18世紀に作られた「巡礼の姿の聖母」で有名なバロック様式の教会があります。
厳かな雰囲気の教会の内部に入ってみました。聖人も杖をついてマントを羽織った巡礼者の恰好をしています。
そろそろお昼にしましょうか。小さな隠れ家的レストランは、ガリシア創作料理を出す「エイラド・デ・レーニャ」。この店のシェフのイニャーキさんをパチり。この店では新鮮な素材を使った繊細で斬新な料理が楽しめます。
本日のメニューの数品。左上の一品はアワビと豆の煮込み。魚・肉料理も素材のみならず、ソースや付け合わせの組みあわせに脱帽。おすすめのレストランです。
RESTAURANT O Eirado da Leña
Praza da Leña, 3. 36002 - Pontevedra
http://nove.biz/restaurante-inaki-bretal/en
食事の後は、運動もかねて洗練された雰囲気の街を散策。13世紀から16世紀にかけて栄えた旧市街の街並みは、保存状態も良く、当時の栄華を思わせます。
ポンテべドラを後にしてサンティアゴ・デ・コンポステーラへ約1時間かけて戻ります。サンティアゴ大聖堂があるオブラロイド広場は、クリスマス雰囲気が満載のイルミネーションで綺麗でした。
サンティアゴ・デ・コンポステーラ発
【プライベートツアー】 日本語ガイドと専用車で行く ガリシア創作料理とリアス式海岸を巡る1日観光(上記ツアーでは、カンバードスとア・トーシャは訪れません)
Sky
ガリシアのリアス式海岸・ポンテべドラとガリシア創作料理 <サンティアゴ・デ・コンポステーラ発着>
2017-12-29
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