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スペイン人ってバルで何を飲んでる？

2014-06-01

スペインの有名な飲み物といえば、サングリアという赤ワインベースのドリンクです。大勢でご飯を食べる時などに、サングリアはよく飲まれているようですが、スペインのドリンクはサングリアだけではありません。

今日のようにお天気の良い日曜日には、バルのテラスは友達や家族とアペリティボを楽しむ人々で賑わいます。お昼ご飯前にちょっと一杯といったところでしょうか。

よく飲まれているのがビール。スペイン語でCERVEZA(セルベサ)といいますが、大きくわけて瓶ビール BOTELLÍN (ボテジン)と生ビールがあります。BOTELLÍN (ボテジン)は350mlの小瓶で、グラスに注がず直接飲むことが多いです。生ビールはグラスの種類や量によって呼び方がかわります。一番スタンダードなのが、CAÑA(カニャ)。普通一番小さいサイズの生ビールですがグラスはバルによって違います。

今日行ったバルのCAÑA(カニャ)はこんな感じです。パタタブラバス(ポテトのスパイシーソース)がタパスでついてきました。

こちらは、JARRA(ハーラ。注)舌をまいて発音して下さい。)日本の生ビールのサイズより小さ目。 500mlぐらいでしょうか。

ビールより私が好きな飲み物は、これで作ります。安い赤ワインを、CASERA(カセラ)という甘い炭酸水かファンタレモンで割ります。

TINTO DE VERANO (ティント・デ・ベラノ)といって、スペイン語で夏の赤ワインの意味です。
最近では、既にミックスしてあるものも売っています。

スペインでは、ビールもCASERAという炭酸水かファンタレモンで割って飲まれます。
CLARA (クララ)と呼ばれ、スッキリした飲み心地がいいですよ。

TINTO DE VERANO (ティント・デ・ベラノ)やCLARA (クララ)をたのむ時は、何とミックスするのかを伝えましょう。

CLARA CON LIMÓN (クララ・コン・リモン)= ファンタレモンで割った生ビール。
TINTO DE VERANO CON CASERA (ティント・デ・ベラノコンカセラ)= カセラで割った赤ワインといった感じで。

赤ワインのドリンクをもう一つ。KALIMOTXO (カリモチョ)です。

バスク地方など北スペインでよく飲まれている赤ワインのコーラ割り。

これは、我が家で家呑みする時のおつまみの例。
左上から時計回りに、PIPAS(ピパス)=ひまわりのタネ、 ACEITUNAS( アセイトゥナス)= グリーンオリーブ、 ALTRAMUCES( アルトゥラムセス)= ルピナス豆、PEPINILLO( ペピニジョ)= ミニキュウリの酢漬け。
日本では、ひまわりのタネはリスの餌ですが、スペインでは人も食べます。サッカー観戦やビーチなどでたべている人をよく見かけます。

まだまだ色々な飲みものやおつまみがスペインにはありますが、また次の機会に紹介しますね。

とりあえずはUNA CAÑA ,por favor .

kf