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    アンダルシアの ”青い村” フスカル  <マドリッド>


    2014-05-18

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    アンダルシアといえば、ミハスなど白い村が有名です。  

    壁を白く塗るのは強い太陽の日差しを反射させ、家の中に熱がこもらないようにする知恵。

    な・の・に、白い村が点在するアンダルシアの山間に、完全に真っ青な村が突如出現! なぜ!

     

    ヒントは、村入り口のかわらしい看板。

     

    そうです。 ここは「アンダルシアの青い村」として、3年前から有名になったフスカル村。

    村民200人余りの、何の変哲もない、小さな白い村だったフスカル村に、映画会社がやってきたのは2011年。

    「スマ-フ」という映画のロケ地用に、村全体をスマ-フ・カラ-の鮮やかな青に塗らせて欲しいと頼まれ、後で元の白色に戻す約束で了承。

     しかしその後、青い村として観光スポットとなり、一躍活気付いた村は、村民投票の結果、大差を持ってその後も青い村を続けることに決定となり、今に至ったそうです。

     

     

     のりのりスマ-フのモニュメントが村のあちこちに。

    お菓子屋さんにもスマ-フ。

     住宅の壁にもスマ-フ。

     

     写真も一緒に撮ってくれたり。 (でも 1 ユ-ロ。)

     

    数千リットルのペンキが使われ、村の教会やお墓まで真っ青に塗り変えられたという徹底振りだったとか。

    今は村人たちが自分たちで、この青を維持しているそうです。

     

     普通の家の二階から、外を除いているスマ-フおばさんがいたり・・。

     

    山間深い村のため、たどり着くまでの山道が結構スリリングでした。

    因みに「スマ-フ」はスペイン語で「ピトゥホ」。 響きがかわいくて気に入ってます。

     

    by Naranja 

     


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