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以前のブログでも紹介しました、フランスに現存するシトー会修道院の中でも最古の修道院とされているフォントネー修道院(Abbaye de Fontenay)。ブルゴーニュ地方コート=ドール県モンバール市にあります。
かつての修道士の生活が蘇るような、雪景色のフォントネー修道院を訪れました。
付属教会(Eglise Abbatiale)は、アーチ型の簡素な天井はロマネスク様式です。そして、お祈りのときに注意をそそるものをなくすため、柱頭には、ほとんど彫刻が施されていない、とってもシンプルな作りです。ほんのりローズ色の石の美しさが引き立ちます。
やさしい微笑みのマリアさま。
モンサンミッシェルでもおなじみの回廊。こちらもパウダースノーが美しかったです★
全てにおいて、派手な装飾がないことが、とっても清々しく、建物の構造の美しさが引き立ちます。修道士たちが、必要最低限のもので生活していたんですね。
このフォントネー修道院、「シラノ・ド・ベルジュラック(Cyrano de Bergerac)」という1990年のフランスの映画が撮影され、主役のシラノ役のジェラール・デパルデュー(Gérard Depardieu)が、この場所で、生涯密かに愛したロクサーヌ(Roxane)と話をする場面が撮影されました。そして、ロクサーヌがついに秘密を知る、大事な場面です・・!感動!!
もちろん、未亡人となったロクサーヌが過ごしている修道院として、フォントネー修道院の付属教会、回廊などでも撮影されたシーンがあり、映画を観ると、このシーン!!とぞくぞくします。
フランス革命後はモンゴルフィエール兄弟が経営する製紙工場であったこともありますが、この兄弟の末裔であるエナール家が管理し、修復されたフォントネー修道院は、春夏秋冬、さまざまな姿を見せてくれるので、何度訪れても良い場所です。
フォントネー修道院(Abbaye de Fontenay)
21500 Montbard電車と車を乗り継がないと行けない場所にあるので、[みゅう]のプライベートツアーがおすすめです♪
パリ発【プライベートツアー】 専用車で行く 2つの世界遺産フォントネー修道院とヴェズレー 1日観光
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(桃)
世界遺産★フォントネー修道院の雪景色♪
2018-02-10
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