[みゅう]ソムリエと行くボーヌ・栄光の3日間 2016 お祭り編 みゅうパリ ブログ記事ページ

みゅうパリ ブログ

<< 前のページ 次のページ >>

    [みゅう]ソムリエと行くボーヌ・栄光の3日間 2016 お祭り編


    2016-11-24

  • 11月20日(日) 限定[みゅう]『ソムリエと行くブルゴーニュ最大のワイン祭りボーヌ・栄光の3日間』へたくさんのご参加ありがとうございました!

     

    ボーヌ・栄光の3日間、このお祭りの一番のメインイベントは、世界各国からワイン商が集まるワインオークション。今年でなんと156回目となる世界で最も有名なワインオークションなんです!オークションに参加予定の方たちは、出展されるワインを前日、前々日に試飲することができます。どんなワインが出展されるか詳細も事前にカタログで確認することができますので、当日はもうお金を用意するのみですね♪この日オークションで動いたお金は、なんと、9,227,921ユーロ。桁がよくわかりませんが、日本円に換算すると・・約10~11億円?たった数時間で。

     

    オークション会場の外には巨大スクリーンが設置されるので、中の熱気を少しだけ垣間見ることができます。

     

    スクリーンを熱心に見つめる人たち。正面がオークション会場の市民ホールです。

     

    わたしたちがスクリーンを見ているとき、ちょうど500万ユーロ(約6億円)でひと樽が競り落とされておりました。何回も桁を数えましたが、やっぱり500万ユーロでした。

     

    このオークション、お値段のつけ方が独特でおもしろい。バイヤーがお金を払うのは、ワイン代の500万ユーロだけではないんです。まず、コミッションとして主催者にワイン代の7%をプラスでコミッションとして支払います。そしてワインを熟成する樽代もバイヤー負担、ひと樽600ユーロ(7万円)、さらに競り落としたワインを熟成させる熟成費なるものも別途かかります。イギリスのバイヤーがワインを買ったとしても、この樽をすぐイギリスに持っていくことはできません。ブルゴーニュで造られたワインの熟成はブルゴーニュで行わないといけませんので、ブルゴーニュの製造者によって行われます。 熟成費も製造者によってさまざまで、3000ユーロ(36万)など。

     

    この流れを何百樽もオークションすると考えると、1日で10億円なんて、すぐかもしれませんね。

     

     

    今年もブルゴーニュグルメの屋台がたくさんでました♪こちらはブッフ・ブルギニョン。牛肉のブルゴーニュ風煮込みです。ブルゴーニュの白とも相性合うのかな?

     

    ブルゴーニュ産のトリュフ!!香りが、すごかったです~。プラスチック容器に入っているのは、イタリア・アルバ産の白トリュフ。匂いだけ、かがせてもらいました。

     

    ブルゴーニュといえばエスカルゴも欠かせませんね。どこの屋台もにんにくバターの香りがすごかったです。食欲をそそります。

     

    ジャンボンペルシエ、ハムとパセリのゼリー寄せです。こちらもワインにぴったり。

     

    ボーヌはフランスの小さな田舎町ですが、このお祭り期間は道を歩けないほどたくさんの人でごった返します。街をあげてのお祭りムードとワインを飲んで陽気な人たちが揃って、とっても楽しい1日でした♪

     

    ★☆★過去のボーヌ栄光の三日間ブログ★☆★ 

    世界的に有名なワインの祭典、ボーヌのワイン祭り、催行間近!! 

    栄光の3日間 ~Les Trois Glorieuses~ in ボーヌ

    ボーヌ 「栄光の3日間」

    (城) 


<< 前のページ ブログ記事一覧へ 次のページ >>

最新記事